初めてのバイク-VTR250奮闘記第一段階：一本橋

初心者ライダーによるバイク奮闘記。

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　　2024.05.18 [19:04] (Sat)

この教習は本当に泣かされました。
橋に前輪が乗った瞬間、落ちる　の繰り返し。
さすがに教官も呆れ顔。
何度も何度も同じ事を言われて、頭では理解できても体がついていかない。
なんで？どうして？頭の中はそればっかり。
すでにパニック状態でどうしようもない。

教習はいつも２人一組。
女の子と一緒にできたのなんて初回の２回きり。
あとはぜんぶ男性と一緒でした。

私と組んだ男性はどの方も上手で、
教習所以外で練習してないか！？ってくらい本当にうまくて。。。

一本橋は一つしかありません。
他のグループも一斉に一本橋へやってきます。
今回は３組と一緒にやったのですが、できない子は私一人だけ。。。

最後の教官のお言葉で、毎回言われていた注意を再度言われました。
「速度が足りないからグラつくんだよ」
「足元を見てはいけない。出口に顔を向けて。絶対下は見ないで。」
でも一本橋は７秒以上橋の上にいないといけないのです。
速度を出しすぎてすぐ通過してもいけない。
でも橋から落ちてしまったら検定で一発不合格。
きっと色んな思いが邪魔をして体がうまく動かなくなったんだと思います。
一緒に教習した男性は逆に
「１０秒は橋の上にいる。大型並みだよ。速度出して安定感を増したほうがいい」
って言われていました。すごいなぁ・・・。。

教習が終わり、予約を全部消化してしまったので
次の予約をしようと放心状態のまま受付へ向かいました。

そこで受付のお兄さんに「・・・やっぱり教習大変？」って
心配そうな顔で言われました。

それで気づいた。今にも泣きそうな顔をしていた自分。

慌てて笑顔で受け答えをして教習所を後にしました。

そこからプツっと何かがはずれて、号泣です。。。
次からはこうしてみようじゃなくて、
パニックと悲しさの方が先走って泣きじゃくるだけ。
別に人生の終わりでもないのに(笑)

一本橋だけではなく他にもできてない事沢山あったし、
私ではバイク運転なんて無理なのか。
このままでは卒業できない。。
どうしようもなくなって電話した相手に、スパっと怒られました。
「どうして上手くなろうと思わないの？」
甘えていました。上手くなりたいに決まってる。

その一言でしばらく落ち込みましたが、
最終的に「やってやる！」と思わせてくれたのもその言葉のおかげだったりします。

次の教習まで１週間開いて、今度は別の教官が教えてくれました。
この時教官が言ってくれた言葉はとても印象的で忘れられません(笑)

「大丈夫、この50分で完璧にしてみせます！」

Σ(゜□゜)は、はい！お願いします！

この教官が出した案は、

「一本橋をひたすらやるんじゃなくて、
　　　　まず半クラッチを体に叩き込もう」作戦。